今回は以下の記事をさらに深掘りしてiPad AirとiPad Proの違いを解説します。
(一部iPadとの比較もあります)
という人の参考になれば幸いです。
処理性能
まず、比較しやすい処理性能を見てみます。
発売時期と処理性能をグラフにしてみました。
iPad Proは常に最高の処理性能を提供してきました。
6年型落ちのiPad Pro 第3世代でも最新のiPad 10世代と同程度の処理性能を誇っています。
このように、iPad Proは5~6年後も十分使える処理性能を持っています。
本記事で使用している紹介しているモデルの詳細です。
iPad | |
第7世代 | 2019年9月発売モデル A10チップ搭載 |
第8世代 | 2020年9月発売モデル A12チップ搭載 |
第9世代 | 2021年9月発売モデル A13チップ搭載 |
第10世代 | 2022年10月発売モデル A14チップ搭載 |
iPad Air | |
第3世代 | 2019年3月発売モデル A7チップ搭載 |
第4世代 | 2020年9月発売モデル A14チップ搭載 |
第5世代 | 2022年3月発売モデル M1チップ搭載 |
第6世代 | 2024年5月発売モデル M2チップ搭載 |
iPad Pro | |
第3世代 | 2018年11月発売モデル A12Xチップ搭載 |
第4世代 | 2020年3月発売モデル A12Zチップ搭載 |
第5世代 | 2021年5月発売モデル M1チップ搭載 |
第6世代 | 2022年10月発売モデル M2チップ搭載 |
第7世代 | 2024年5月発売モデル M4チップ搭載 |
リフレッシュレート
イラストをより快適に描きたい場合に注意すべきなのがリフレッシュレートです。
iPadやiPad Airは60Hzですが、iPad Proは120Hzと2倍になっています。
このリフレッシュレートは60Hzを使っているときは特に違和感がないのですが、 1度120Hzに慣れてしまうと60Hzに違和感を感じてしまう人が多いです。
そのため iPhone13 Pro/ProMax 以降を使用している方など120Hzに慣れている方は iPad Pro を選んだ方が満足度が高いと思います。
対応ペンシル
現在の対応ペンシル状況は以下のようになっています。
Apple Pencil 第2世代は、ダブルタップ機能が非常に便利で、ツールの切り替えが簡単に行えます。これはサードパーティー製の商品にはない機能で、イラストやノートを効率的に書くことができます。
さらに、2024年5月に発売されたM2 iPad AirとM4 iPad Proは、Apple Pencil Proにも対応しています。Apple Pencil Proは、ダブルタップ機能に加えて以下のようなさらに高度な機能を搭載しています。
- スクイーズ機能:ペン先にパレットメニューが表示される
- バレルロール機能:ペンを回転させることで本物のように描画が変化する
- 触覚フィードバック:スクイーズやダブルタップ時に振動でフィードバックする
これにより、描画時の操作性が大幅に向上します。
とはいえ、iPadが初めての方は2万円もするペンには抵抗があると思うのでサードパーティー製のiPad対応ペンシルで十分かと思います。
以下のViangs製ペンシルはサードパーティー製ながら側面充電できる点が気に入っている愛用品です。
既にApple Pencil第2世代やサードパティー製を使っていて、さらに快適さを求める方はM2 iPad AirかM4 iPad ProでApple Pencil Proを使うことをお勧めします。
まとめ
イラストを描く上でのiPad AirとiPad Proの違いについて解説してきました。
- 処理性能はほぼ同じ
iPad Proは6年型落ちでも十分な性能を維持している。
- Proの方が高リフレッシュレート
iPhone 13 Pro以降の120Hz対応のiPhoneユーザーはiPad Proがオススメ - Pro/Airともに最新モデルはApple Pencil Proに対応
既にApple Pencil 第2世代やサードパーティ製を使用していてさらに快適さを求める方にオススメ
以上の点を踏まえ、自分の優先事項に合わせて最適なiPadを選んでください。
こちらの記事ではイラストを描きたいiPad初心者の方のために、iPadの選び方を解説しています。本記事と一部重複はありますがより網羅的に理解できます。
コメント